その関係について

切っても切れない関係があります。切ろうとしても切ることができない関係もあります。
耐震住宅を建てて子供たちも喜び嬉しく思っていたのですが、ほかにも嬉しいこともあるものです。

何で同じことばかり繰り返すのか、何回同じことをしたら気がすむのか、いい加減に嫌になり「教えて~」と空にむかって聞いてみても答えは同じ。そこに学びがあるから。。幾度となく繰り返される同じような事柄の中にも少しずつ変化は起こっているはずです。その小さな兆しを見逃すことのないように探るように目を向けてみていくと答えのように教えてくれることがあります。必ずあるはずです。お互いの関係はどんな関係であってもお互いが同じ分だけ持ち合わせた結果だと思います。例えば依存という関係も双方ともに依存し合っていることで、どちらかだけがということはないのだと思います。親子や夫婦、兄弟、恋人同士、関係が密になればなるほど問題が起こります。でもその関係でしか起こらない問題やそこでしか生まれない感情や思い、それを学びそれを味わうために同じところで生きているのではないかと思うのです。いくらぶつかり合っても無視し合ってもその繋がりは断つことはできません。親子というものはそういうものなのです。

すこし別のお話ですが、

夕方、娘のピアノのレッスンを終えて息子のいる実家に寄ると、父が「お母さんにいい知らせがあるぞ」と息子を見ながら言いました。「うん?何かいいことあったのかな?」と

私が息子に聞くと、「次の大会のメンバーに選ばれた」と嬉しそうな顔で言っていました。

「おーやったじゃん!!」と大喜びすると息子が「9人中の5番目に選ばれた」と満足気な顔をしていました。5番目に選ばれたということが本人にとっては思いもよらずの上出来な結果だったのだと思います。ここ最近、なぜかグーンと体の状態が良くなり、私も両親も「あれ?」と状態を疑うほどでした。確かに薬は塗布していますが、今までの半分の量を少しずつ減らしながらの使用で、以前の量での状態とはなんとなく様子が違うような気がするのです。食事療法開始から約2ヶ月ちょっと。。。3か月を目安にと言われ、本人も指導法を忠実に守り、頑張ってきました。もしや。。。と私の頭をよぎりました。まだ喜ぶのは早いのですが、薬を全く使用していない顔の状態がとてもいいのでなんだか密かに手ごたえを感じられずにはいられないのです。

このままの調子が続いてくれますようにと心の中で手を合わせて天にお願いをしました。